東京佼成ウインドオーケストラ第152回定期演奏会@東京芸術劇場、聴いてきました。
川瀬賢太郎さん指揮による、アルノルトとクロード=ミシェルの2人のシェーンベルクを軸としたプログラム。
前半では、アルノルトの《映画の一場面への伴奏音楽》に、21世紀の吹奏楽オリジナル作品にも通じる要素を感じ興味深かったです。そして、このタイミングで聴く「課題曲V」に妙な巡り合わせを感じました。
そして、本日の白眉は、何といっても《レ・ミゼラブル》。大橋さんの新編曲はまさかの40分! 情熱的にドライブする川瀬さんの指揮と、ヴィヴィッドな色彩が印象的な大橋さんとのスコアとの相乗効果にTKWOのスーパープレイの数々が重なって、濃厚かつ豊潤なレミゼの世界を大いに堪能しました!