香港での初演から1年8ヶ月

香港の夜景 日記
ヴィクトリア・ハーバー越しに臨む香港島

 2018年の11月に、香港の一般バンド、ミュージックフィリック・ウインズからの委嘱作品《月明かりに香る円舞曲》(英題:The Waltzing Moonlight Fragrance/中国語題:月桂滿香圓舞曲)という曲を初演してもらいました。

 この度、ありがたいことに、この曲を日本で再演してもらえることとなりました。初演以来演奏されていないので、「本邦初演」ともなります。

 その本番に向けてこの曲を合奏することになり、いろいろと準備をしていたのですが、初演からまだ1年8ヶ月しか経っていないことに驚いてしまいました。

 2018年の初演には立ち合えたのですが、その際には、香港訪問に先立って、中国大陸での仕事があり、中国の国内便で深圳へ、そこから陸路で香港に入境しました。さらには、本番のあとには香港から日帰りでマカオも訪問しています。
 香港の2019年秋以来の混乱も生じる前でしたし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も当然にまだ存在しておらず、“世界一パワフル”な日本のパスポートを以てすれば、極めて自由な移動が可能でした。僅か1年半ほど前のことなのに、様々な意味で「世界がまだ平和だった頃……」と感じざるを得ません。


 というわけで、本日、その曲を合奏させてもらってきました。想像していた以上に良い状態の演奏で、大変ありがたかったです!

 自分の曲を客観的に評価するのは大変難しいのですが、今回の曲は、(少なくとも自作のなかでは)内容的にも技術的にも、また自分らしさという意味でも良く書けている気がします、きっと……!

 演奏の仕上がりも、この先さらに良くなることでしょうね! 本番が大変楽しみです!(無事に開催できますよう🙏🏻)

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