特別な夏

日記

 8月が終わろうとしています。

 今月は、何だかんだで、吹奏楽の生音を17日間も聴けたようです。しかも、小学校、中学校、高校、一般、プロとカテゴリーも様々。数だけでいえば、例年の8月より多いくらいです(例年お盆以降はほぼ何もなくなるので)。

 そのうち3日間は、“3年生の引退公演”に立ち会う形になりました。
 言うまでもなく、今年は歴史に残る特別な1年になりましたが、そのなかにおいて、吹奏楽部員たちにとっての「特別な1日」に立ち会えたことは、私自身にとっても特別な体験となりました。

 もちろん、一定程度の活動ができたバンドばかりでなかったことも十分に理解しているつもりです。私も、本来は顔を合わせられるはずだったのに、今年は会えないままになってしまった3年生が相当数います。それでも、何かをできた団体が一定数あったことは、吹奏楽界全体の今後にも繋がるはずです。

 この先、秋冬に社会がどのような状況になっていくのかなかなか見通せないのですが、やれることを懸命にやっていくしかないのでしょう。
 私も(防疫にも引き続き注意しつつ)目の前の活動ひとつひとつを大切にやっていきたいと思います。

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