少しずつ整備を続けてきていた当ウェブサイトですが、全コンテンツ整備がとりあえずは完了しました!
今回の大きな目標として、近年の私の活動実態に鑑み、複数言語、すなわち日本語、英語、中国語(簡体字と繁体字)とでのサイトを構築するということがありました。とりあえずは、作品リストの部分までを3ヶ国語4バージョンで整えることができました。
このあと、英語と中国語のページは、それぞれの母語話者にもチェックをしてもらい、問題がなければSNS上などで告知したじめたいと思います(現状、このサイトの存在に気付いている人は極めて限られています)。
簡体字と繁体字
中国語には、主に中国大陸で使われている「簡体字」と、台湾、香港、マカオで使われている繁体字とがあります。作品リストを整理するに当たって、作曲家の名前や作品名を都度調べたのですが、特に前者に関しては簡体字と繁体字とで異なるものが思った以上に多いことに驚きました。幸いWikipediaが簡体字/繁体字で異なる表記についても細かく対応しているので、調べる手間はかなり省けましたが。
というわけで、意外と細かなところにも気を遣っています。恐らく、ほとんどの方は気付かないであろう部分なのですが、こういうこだわりは大事にしたいと思います。
私を育ててくれた方々
私は、普段はあまり過去を振り返らないタイプなのですが、作品リストを整える過程で、当然の成り行きとしてこれまでの作品ひとつひとつに思いを馳せることとなりました。
曲そのものもそうなのですが、自分自身にとってより重みを感じたのは、これまで作編曲の機会をいただいた方々についてです。リストをご覧いただければ分かるのですが、若い頃から繰り返し委嘱をくださり、私を育ててくださったことを改めて実感しました。そのような方々のお陰があって今があります。
人との繋がりは、本当に様々な形で生まれたのですが、今こうして振り返ると、中学生のときに吹奏楽を始めてから、高校、大学、それ以降の様々な関係が様々に絡み合って今があるんだなと思います。人の出会いという面での「運」にも本当に恵まれました。いろいろな方々に本当に良くしていただいたことに感謝するばかりです。
このウェブサイトの整備は、言ってしまえば新型コロナウイルス感染症によってもたらされたようなものですが、結果的に、これまでを振り返る時間にもなりました。これはこれで大切な時間だったなと思います。