第92回東京藝大ウィンドオーケストラ定期演奏会

コンサート

第92回東京藝大ウィンドオーケストラ定期演奏会@東京藝大奏楽堂、聴いてきました。

前半にドヴォルザーク、後半にマッキー、アラルコン、新垣隆、酒井格が並ぶのは、前期のリードプロとは対照的。曲ごとに音楽のスタイルそのものがガラリと変わるとも言い得るプログラム。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、いわゆる“ギャルド方式”で、舞台の配置もオリジナルの管パートはひな壇に乗せる形で。特にクラリネット・セクションが、Solo Cl.とtutti Cl.とで発音や音色の質を変えようとしているのが印象的でした。編曲もサックスが控えめで(曲の内容とチェロ協奏曲という性格を踏まえてのことと推察)、クラリネットの色がより際立っていました。

後半は、吹奏楽の様々な色彩を堪能!
新垣作品では、さすが大井さんはスコアを実に見通しよく聴かせ、バンドも見事に応えていました。酒井格作品は、奏者たちが作品に共感していることが感じられ、大変気持ち良く聴けました(ロビーでは酒井さんご本人とも久々にお目に掛かれました!)

おまけ:上野の風景

秋の上野公園を歩いてみて、風光明媚な、あるいはフォトジェニックな場所だなと思いました!🍁

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