陸上自衛隊中央音楽隊第176回定期演奏会@東京芸術劇場、聴いてきました。
大変ありがたいことに、私が以前に編曲した歌劇《ナブッコ》序曲(G.ヴェルディ)を、今回は陸自中音が取りあげてくださいました。吹奏楽の作編曲家にとって、作品がセントラルバンドに演奏されるということは、いうまでもなく大変な名誉です。
並クラにはA管を指定した原調アレンジなのですが、充実したクラセクションを擁する中音の見事な演奏で、この時代だからこそのトランスクリプションを示せたのであれば幸甚です。
そのほかにも八木澤さんの充実の新作《遥か祈りの書》の初演や、三浦秀秋さんの色彩豊かな新編曲による《ヴォカリーズ》(S.ラフマニノフ)、作曲者ご本人の隣で拝聴した祝典序曲《祈りは時の流れに輝く》(福島弘和)など、充実のプログラムをたっぷり堪能させてもらいました!



