読響第601回定期@サントリーホール、聴いてきました。
自粛期間後初めてのサントリー、1月15日以来かれこれ8ヶ月ぶりです。
近現代3曲にモーツァルトというプログラムながら、最大編成がモーツァルトという弦楽中心の内容。高い密度と情感とを伴った上質のアンサンブルを堪能しました!🎻
尾高忠明の指揮は、上品にまとめつつも、それが却って各曲、各楽章の作品世界を描き出していた印象。 小曽根真のピアノは、溌剌とした瑞々しさが印象的。そして、アンコールの《A列車で行こう》は、打って変わって見事にグルーヴを作り、一晩で二度美味しいコンサートになりました!
今日は弦楽器も譜面台が1人1つ。バルコニー席だったので譜面も見えるのですが、ライブラリアンさんのご苦労に思いを致さずにはいられませんでした。
客席の定員は規定通り50%での運用(空席も多少あり)でしたがらそれを感じさせない熱量での拍手が送られていました!
■余談
そういえは、自粛期間前最後に聴いた読響定期のメイン曲が《ペスト流行時の酒宴》という曲だったのですよね……。 まさか、その後、《コロナ流行時の酒宴》を我々自身が実際に(そしてそれはオンライン……)体験することになるとは……