ヤマハ国際吹奏楽講習会 in パナマ

日記

珍しくアジア以外で吹奏楽!🌎

5月21日から24日まで、中米パナマを訪れていました🇵🇦

パナマシティから車に揺られること約4時間、ベラグアス県サンティアゴへ。同地で開催された「ヤマハ国際吹奏楽講習会Seminario Internacional de Bandas Yamaha)」に講師として参画する機会に恵まれました。

中南米の吹奏楽事情は、アジア各国以上にイメージが沸きづらいことと思います。
パナマでは、マーチングが圧倒的に盛んななかで、座奏での吹奏楽への移行も進んでおり(東南アジア各国と同じ傾向であるのが興味深い)、今回の講習会は、指導法のさらなる発展と体系化を目指して企画されたとのこと。

パナマ全土から当初の想定を上回る80名以上の指導者が集結したほか、エルサルバドル、ホンジュラス、コロンビアといった近隣諸国からの参加もあり、文字通り国際色豊かなイベントとなりました🇵🇦🇸🇻🇭🇳🇨🇴🇯🇵

講習は、ウラカ中等学校吹奏楽団、ホセ・サントス・プガ中等学校という、基礎力の高い2つのモデルバンドの献身により、非常に充実したものとなりました。

現地からの要望も受け、日本の吹奏楽作品を紹介するセッションも設けられ、参加者の皆さんはとても興味深そうに聴いてくれました。
ウラカ中等学校(指揮:アブディアス・チャン先生)には、《ジェネシス》(鈴木英史)、《さくらのうた》(福田洋介)の2曲も披露してもらい、かなりの確度でパナマ初演(もしかしたら中南米初演)となったはずです!

講習全体に関しても、多くの前向きなフィードバックが得られたようで何よりでした!

世界各地の吹奏楽文化にはそれぞれの良さがあります。
同時に、日本で培われた指導法のノウハウやアプローチが、各地で有効に作用する側面も多くあります。その相互作用を通じて、世界の吹奏楽がさらに発展するのであれば、本当に素晴らしいことですね!🎺

現地や日本でお世話になった関係各位に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

印象に残ったエピソードを2つ

● 今回、全面的にサポートしてくださったLatin America Music Workshop, S.A 社のフアン・ギジェルモ・ラミレスさんから、移動中に「この地域に最初に来てくれた日本人の吹奏楽指導者は……」という話で、野波光雄先生のお名前が出てきました。
野波先生は、シンガポールやマレーシアでのスクールバンド普及・発展にも計りしれない功績を果たした方であり、現地でその名を知らない吹奏楽関係者は皆無と言っても過言ではありません。私自身もマレーシアで数年おきにお目に掛かっております。東南アジアと中南米という、地球のほぼ真裏に位置する双方の地に、野波先生の確かな足跡が刻まれていることに、大きな感銘を受けました。

● パナマ(および中南米諸国の大半)の公用語はスペイン語です。私はスペイン語ができないので、英語からスペイン語に通訳をしてもらいました。
これだけの長時間「訳してもらう」立場になったのは初めての経験でした。普段の「訳す」側の経験から、文章を区切って話すことを心掛けたものの、ヒートアップしてくると一気に長文を話してしまう場面が度々あって、大いに反省した次第です。

パナマ運河を橋で通過。左側が北米大陸、右側が南米大陸。大陸間を陸路で横断するレア体験でした!
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