実は、昨日からメインマシンのiMacの不調に悩まされています。結論を言うと、まだ解決していません。
ただ、
- ・大きな仕事を終えた直後であったこと
- ・新品MacBook Airが数週間まえに届いたばかりだったこと
を鑑みると、「不調になるなら今がベスト！」というタイミングでした。
以下、顛末です（長いです！）
▼25日の午前0:50分くらいから突然に挙動がおかしくなりました。特に、日本語入力をしていると、５文字くらいを入力するのに30秒くらいかかる始末。最初はATOKの不調かな……くらいに思っていて、その日は寝ることにしたのですが……。
▼翌朝に動かしてみても、むしろ状況は悪化するばかり。
最初は、日本語入力時のみ不調だったのが、次第にFinderも重くなり、FireFoxでタブ移動するのにも10秒ほどを要し、LINEのスタンプも表示されるまで20秒くらい掛かる。明らかにおかしい。
▼まずは、マシンの再起動から。大抵の問題はこれで解決するのだけど、変化なし。シャットダウンしての再起動でも同じ。
では、セーフモードで起動してみてはどうか→動きは軽くなったが、再起動して10分くらい経つと重くなる。
▼もちろん、Mac不調時の伝統芸、NVRAM（PRAM）クリアとSMCリセットも試しました！
でも、状況に大きな変化なし。普段ならばこのくらいまでやれば大抵解決するのに……。
▼このあたりで、かなり根の深い問題であることに気付いて、やや絶望。ぴえん
▼ここしばらく、FinderでDropboxのバッジが表示されないという問題があったので、Finderの初期設定ファイル（~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist）を削除してみる→いくらかマシになった気がするが根本的には解決しない。
▼ ディスクユーティリティの〔First Aid〕も試してみました。これを動かすこと自体にかなり時間が掛かったのですが、結果的に問題なしと。本当にどこに問題があるんだ……。
▼ このあたりから、待ち時間がもったいないので、先日届いたMacBook Airのセットアップを始めました。
私は、ファイルの大部分をDropboxに置いてあるのと、アプリのインストールも今は物理ディスクがまったく必要ないので本当に楽になりました。この投稿もその新しいMacBookで書いています。
▼ さて、不調のiMac、アクティビティモニタを起動して様子を見てみると「kernel_task」というのが時々上がってくる。これが問題かと思っていろいろ検索して見るものの、「kernel_task」がガチで暴走すると、CPU使用率が数百％にまでなるそう。これはちょっと違うなと……。
▼ コンソールを起動して、マシンのログを見てみたら、不調になった０時50分くらいに、バックグラウンドで多数の処理がなされていることを発見。あいにく、このログから原因を突き止めるのには知識不足でしたが、「Install」されたという記録並んでおり、「何か」が起こったことは間違いなさそう。
▼ そんなわけで、まさかのウイルス感染も疑いました。
Malwarebytes というソフトをダウンロードしてスキャンしてみましたが、幸い感染はなかった模様。
人間に感染するもののみならず、コンピューターでもウィルス感染は怖いものです。
▼ さて、万策尽きてもうここまで来たら再インストールしかあるまいと思い、まずは「OSの再インストール」を実行。
MacOSには、データや設定を残したままMac OSのみを再インスト−ルする機能があります。これだとどうだ!? → 再起動直後はかなりサクサクだけど、やっぱり10分くらいすると重くなる。
▼ ハード的な問題も疑いました。
Apple Diagnostics (旧称 Apple Hardware Test) を実行してみたものの問題はないとのこと。
▼ さて、万策尽きました。もう私の知識と技術とGoogle検索で理解できる範囲では、できることはもうない！ ぴえん
▼ ついに、クリーンインストールを決断！
FinaleやAdobeの認証を解除し、Time Machineにバックアップが取れていることも確認しました。最悪の場合、Finale 2011用の古いiMacもまだ現役なので、そこからデータを拾えるのも安心材料です。
▼ それでも、ハードディスクの中身をすべて消去するのはやはり怖いものですね。緊張します。特にDropboxには保存していないメールや音楽のデータが消えてしまったら、実務に影響する範囲でぴえんです
でも、もうどうしようもないのでハードディスクを消去しました！ この先上手くいきますように！
▼ Macユーザーになって、かれこれ20年（最初はMacOS 9でした）になりますが、ここまで困らされたのは初めてです。
でも、一生に一度くらいはこのような経験をするものなのかもしれませんね。いろいろ調べて知識も付きました！
▼ それにしても、タイミング的に空気を読んだ我がマシン、偉い！
