県立熊谷女子高第41回定期演奏会

コンサート

 埼玉県立熊谷女子高等学校アンサンブルマジョリティ部(吹奏楽)の第41回定期演奏会、無事に開催することができました。
 今年は嬉しいことに満員の客席を前にしてのステージとなりました! ご来場・ご支援いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 演奏会としては、良くも悪くも本番のステージ上で披露できたものがすべてです。メンバーたちとも「本番のステージで、如何に高いクオリティのものを見せられるか」という意識を共有してやってきました。そして、実際に本番では、これまで準備してきたものを十全に表現できたと感じています。

他方で、高校生たちとともに歩みを進めてきたプロセスのなかで、心を震わせられる瞬間が数多くありました。
「チームとしての完成度」は、どこに見せても誇れるほど立派なものだったと確信しています。全体が同じ方向性を共有し、その上で1人1人が様々に判断を下しながら有機的に行動できる、しなやかでたくましい集団でした。その意識は卒業生にも通底していて、現役・OGが一体となって動ける、本当に強い組織でした(余談ながら、特に手伝いの役目もない大学2年生の代までも全員が集まってくれました。現3年生を中心に、上下の5学年88名全員が一堂に会しました。すごい!)

 演奏に関しては、発展途上の要素が様々にあることは大前提ですが、それでも、現有の技術のなかで、1人1人が音楽的コミュニケーションを取り合い、楽想に応じて音色や響きを変化させ……と精一杯のパフォーマンスができました。
 普段の活動時間は、週に10時間程度。日本の高校バンドとしては短いほうです。私も週に1回しか行けません。それを鑑みれば、演奏のクオリティも十分に誇ってよいものだと思います。よいバンドに育ちました!

 3年生はこの演奏会を以て引退です。
 昨年も書きましたが、“自分たちの代として創った定期演奏会で引退”という形は、部活の終局としては最良の形だという思いが年々増しています。
 この先の吹奏楽コンクールに向けては、1・2年生の新体制で精一杯に取り組みます。来たる夏の経験が、次の定期演奏会をより充実したものにしてくれるでしょうから。

当日のハイライト
  • 会場の大ホールが当日朝からしか借りられず、さらには11時までは照明シューティング作業で舞台上での音出し不可。そこから2〜3部は照明・音響合わせのためにすべて通す必要があって、13時半には開場。OG含めた全員一丸となって成し遂げた当日ゲネプロの進行でした。
  • ・緩徐部分で、主旋律のパートが練習よりも時間を使って歌いこみ、ほかの声部もそれに寄り添う。でも、もう少し前に行きたいなとフレーズが高揚する直前の拍で指揮の点前運動で仕掛けたら、内声の八分音符が反応してくれて、みんなで前へ。そんな密度の濃い音楽的対話が本番のステージ上でできて幸せでした。

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